前回『グリース』を観てから2週間、「来日中にもう一度観ないと後悔する!」ということで 懐は寂しくなったものの再び行ってきちゃいました。といっても今度は一人。 前回一緒に行った共同管理人は大事な用事で頑張ってるというのに薄情な友達です私は。
前回は結構開演ギリギリに入ることになってしまったので、今回は早めに入場。 ちょっと暇なので会場を観て回ることに。左の写真は二階席から撮ったステージの様子。 (よくよく考えたら場内撮影禁止なのにごめんなさい。)このステージ、凄くないですか? ショーが始まる前からグリースのロゴのネオンが光ってるのですが、初めて見た時は 大感動でした。今回も、遂に来たぞっ!って感じでテンションが上がりました。
この日は東京公演の千秋楽という事もあってお客さんも「リピーターです」っていう オーラが沢山出てました。海外の方も多く、有名人も来ていたようです。 そして何より、前回と客層が違うなぁと実感したのは、リーゼントに革ジャンという グリーサーなおじ様達が…。「あなたはTバーズですよね?」って方もあちらこちらに。
感動でした。ショーが始まってからの客席の歓声も分かってるノリで音楽監督のおじさんのテンション高めでした。 この日、私は目線がちょうどステージの高さぐらいのとこに座っていたのですが、オープニングが ベンの真正面で(何を思い違いしてるのか)私、一人でちょっと照れました(笑) オープニングのGreaseの大合唱、前回は気づかなかったのですが、ヴィンスとティーン・エンジェル 役のポールが生徒役で出ていました。一人三役やりがいありますね。
この日のお客さんのノリですが前より体動かしてる人が少ない印象だったのですが ドゥーディーのMagic Changeは前より好評で良かったです。なぜなら前回は正直、イマイチ拍手が まばら…。私は演じるベン・フォスターの歌い方大好きなんですけどねぇ。 今回で、凄い盛り上がったところがあったんですよ。 第一幕が終わる寸前のみんなでWe Go Togetherを歌うシーン、 途中でユージーンの歌い方だけ浮いてしまって、みんなに「ユージーン!、座れ!」 と言われてしまうところがあるのですが、この日はそのユージーンのシーンに差し掛かると 客席から歓声が。お客さんみんな拍手!拍手の嵐!ユージーンも満足げで、とても良い雰囲気でした。 そういえば、このWe Go Together、手の振り付けがあるんです。
第一幕も終わり、その後休憩に入るのですが、休み時間にスタッフのお兄さんやお姉さんが 会場外のスペースでこのWe Go Togetherの振りをお客さんに指導してくれるんですよ。 お客さんは第二幕のエンディングこの指導の成果を出せるというわけです。 これって本国の公演でも、きっとやってる事なんでしょうね。
ちなみに、映画をよく知ってる人にはおなじみのダンスパーティーの Born To Hand Jiveシーンで生徒達がやる手の振り、この舞台でも同シーンでやってました。 パーティーのシーンでヴィンスがマーティーを口説くシーンがあるのですが、ふと、上を 見てみると舞台上部で演奏している音楽監督のおじさんがそんなステージの様子を 一休みしながら伺ってました。たしか前も同じことをしてた気が。その後ジャンが一曲 披露し、まだ家にいるという設定のサンディがそれに合わせて歌うシーンがあるのですが、 このときのベン(ダニー役)が目を掻いてみたり、かなり暇そうでした。それは演技?
この後のダニーが運動選手姿で現れるシーンでお客さんが思わぬことを…。 運動選手になってもいつもの皮ジャン姿の時と変わらず粋がるダニーはタバコを吹かしながら 陸上のスタートをカッコつけてやってみせるのですが、普段なら「位置について」 「よーい」「ドン」とダニー流に言ってみせるものの、この日はダニーが「Get set!(よーい)」 と言ったらタイミングよく会場の誰かが「Go!(ドン)」の一声。これには客席も大爆笑! ほんと、うまい具合によくやってくれました(笑)ダニー役のベンもタバコを吸いながら よーいの体勢のまま客席見て笑ってました。そして何事もなかったかのように改めて「Go…」 そのタイミング具合にお客さんはまた爆笑。舞台の俳優さんて、どんな状況下にもちゃんと 対応出来ちゃうんですね。
その後はお待ちかねのティーン・エンジェルの登場。今回も彼は凄い人気でした。やっぱり 最後は大歓声で今日もそれに対して「I know.」って言ってました。これってアドリブだと思うのですが(多分) 毎回、毎回、観客はどうしても歓声をあげられずにはいられないので、「I know.」っていうのは 決まり文句みたいになっちゃったのかなぁ?と勝手に納得しているのですが、どうなんでしょう? そのへんご存知の方いましたらどうぞご連絡ください。
そしてこの日もやっぱりドライブ・インのシーンが大爆笑の渦でした。 このシーンって本作品が始めてブロードウェイに進出した70年代にもやっぱりお客さんを最高潮に笑わせてたらしいですよ。
ところで、オリビアと比較すると、たくましいといわれがちなジョーン演じるサンディですが、ジョーンの声って力強いけどとってもカワイイ! なんか聴きながら「意志の強い最近のディズニープリンセスやらせたら似合いそう」って思ってました。彼女の作品を今後ご覧になることがありましたら、 その声にも是非注目してみてください♪
あとダニーを演じるベンは不思議なのですが、初めて見る役者さんな気がしませんでした。 以前から親しんだ演技のような気もしたし、声もどこかで聞いたような気がしてしまいました。初めは「きっと映画とかで見たことあるのかな?」って思ったけど 彼の作品を見るのは初めてでした。誰かに雰囲気が似てるのかなぁ?ベンの演技についてですが、この作品で「サンディに出くわすとダニーが仲間の前でもついつい素を さらけ出してしまって、その場逃れに笑ってごまかして“weird chick(変な娘)”と言う」のがお決まりのパターンとして出てくるのですが、このベンの笑い方が特徴的で ついつい客席もつられちゃいます(笑)これは彼独自の笑い方で他のキャストの時は違うそうです。
物語りもクライマックスを向かえ、お客さんさすが千秋楽です。ダニーの投げる櫛狙いの方があちらこちら…。私も欲しかったけど、前回よりも後ろの席だったので さすがに来ないだろうと高をくくっていたら、ベン(ダニー)もそんなお客さんの様子を見てなのか思いっきり投げて、またもや私の前々列で落ちました。 とにかくこの日は前にもはるかに増してお客さん大興奮!全員とはいわないもののスタンディング・オベーションでキャストが去った後も拍手は鳴り止みませんでした。 ということで、この日はキャスト一同が再びステージに戻ってきました!前回は意外とあっさりな終わり方だったので嬉しかったです。 幕が閉まった後も凄くすがすがしい気持ちでした。
私はこの後、一番最後にホールを後にし、会場を出て看板の写真を撮ったりしていたのですが その後にも一つエピソードがあります。良かったらAt the stage doorもご覧下さい。

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